Win-Winは考え方ではなく、戦略論
ビジネスを考える時、自分の事だけを考えがちですが、相手(顧客・ビジネスパートナー)にメリットを感じてもらえるものになっているのか検討が必要です。
よく言われる「Win-Winの関係」になっているかという事です。
「対価を払っているから」とか「儲かるから」というお金の世界も大事ですが、それ以上に大事な事は、自分だけではなく、関係者に喜んでもらえなければ、ワンタイムではうまく行くかもしれませんが、継続的に良好な関係を築く事はできないのではないでしょうか。
考えようによっては、Win-Winは戦略論でもあるということです。
勝ち負けに固執しない
ビジネスの世界は競争、所詮は勝ち負けをはっきりとさせるべきだという意見をよく聞きますが、「長い関係」を保つ事に重点を置くならば、勝ち負けに依存しない戦略、仕組みが必要でしょう。
一方的なWinでは、長続きしないのです。
それに加えて、ビジネスの価値をどこに置くのか検討する際、時間軸も併せて考えるとよろしいのではないでしょうか。
Quick Winも大事ですが、長期に渡ってWinとなると、これは自分だけではなく、やはりWin-Winの関係がなくして実現は難しいと思います。
もちろん、利害関係だけではなく、相互の信頼関係が継続できることが前提ですね。