無形資産の棚卸と活用

資産は形あるもの

資産というと、ちょっと大げさな「富」のことを指し、それは形を伴っているものと勘違いすることがあります。

例えば、オカネを始めに、ダイヤモンドや金といった貴金属、あるいは、不動産といったものが代表的なものかもしれません。

「有形資産」という小難しい言葉を使わなくとも、手元にあろうがなかろうが、自分のモノとして形あるものを所有することは、それはそれで満足のできるものだと思います。

資産は形あるものとは限らない

とはいえ、それらは天変地異や火事といった人災により、失うものでもあります。

だから、保険をかけて防衛するという手段もあります。

逆に、保険はかけられないものですが、自分が努力することで年々価値の上がっていく目に見えない資産、形のない資産があります。

よく言われるように、経験、知識、技術、人脈といった、自分の日々の努力で営々と積み上げてきた目に見えない資産。

これらは、天変地異や戦火の中、自分の身体や頭さえあれば、いつでも持ち運びが可能な、ポータブル資産でもあります。

無形資産で有形資産を生み出す

そして、よくよく考えてみると、自分に投資して返ってきた無形資産、それは経験、知識、知恵、ノウハウ、技術、人脈などですが、それらを活用することで
有形資産はどんどん拡大・拡張できるものですね。

もちろん、無形資産の質に見合ったリターンが基本になりますが、こういう無形資産にどこまで投資できるかが、有形資産といった富だけではなく、
自分の人生の質 = QOL( Quolity of Life )を決めると言っても差支えないかと思います。

目先の有形資産 < 長い目で育てる無形資産 を肝に銘じて、自分の人生時間を投資すると、思わぬ花が咲くことと信じています。

今日も自分に投資しましょう!